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Agent Payments Protocol (AP2)
AP2は、Universal CartやGemini Sparkのようなエージェント購入を支えるための、権限付与、検証可能な記録、プライバシー保護を扱う決済プロトコルです。
この発表の要点
AP2は、Universal CartやGemini Sparkのようなエージェント購入を支えるための、権限付与、検証可能な記録、プライバシー保護を扱う決済プロトコルです。
- ユーザーがブランド、商品、予算などの条件を指定する。
- 条件を満たす場合のみ、エージェントが購入を進められる。
- ユーザー、店舗、決済処理者の間に検証可能な証跡を残す。
機能・発表内容の解説
AIが『おすすめ』するだけなら既存の検索や広告の延長ですが、AIが『購入』するには、権限と責任の線引きが必要になります。AP2はその線引きをプロトコルとして整えようとする発表です。
AP2は派手なUI機能ではありませんが、エージェントコマースの前提条件です。購入は金銭と責任が絡むため、『誰が許可したか』『どの条件で実行したか』『後から確認できるか』がないと実用化できません。
どんなことができるようになりそうか
- 『この条件なら買ってよい』という明確な予算・商品・ブランド条件をエージェントに渡せる。
- 購入後に、ユーザー、店舗、決済処理者が同じ証跡を確認でき、返品や問い合わせの根拠にできる。
- Universal CartやGemini Sparkと組み合わせて、買い物の探索から決済までを安全に委任しやすくなる。
実用上のポイント
- ユーザーがブランド、商品、予算などの条件を指定する。
- 条件を満たす場合のみ、エージェントが購入を進められる。
- ユーザー、店舗、決済処理者の間に検証可能な証跡を残す。
提供条件・補足
- AP2は、Agent2Agent (A2A) protocolやModel Context Protocol (MCP)の拡張として使える、支払い方法に依存しないopen protocolです。
- 中核はMandatesです。ユーザーの指示を改ざん耐性のある署名済みデジタル契約として残し、Intent MandateとCart Mandateで購入条件と実行内容を結びます。
- リアルタイム購入ではユーザーがCart Mandateを承認し、委任タスクでは価格上限や条件を事前に指定したIntent Mandateにもとづいて進めます。
- GoogleはAP2を今後数カ月でGoogle製品へ導入し、最初にGemini Sparkから始めると説明しています。
確認したい点
- 対応店舗、決済ネットワーク、仕様の細部は今後の展開待ちです。